あらすじ
二〇一九年六月安倍元首相は米国との間で高まる緊張を緩和しようと日本の首相として四一年振りにイランを訪問した。知られざる積極外交の意味とは何か。需要の九割を中東産原油に依存する日本は、ペルシャ湾の安全のカギを握るイランと、米国の狭間でどのような外交を展開できるのか。四〇年を中東の現場で過ごした外交官の提言。 はじめに 日本の国益とイラン 序 章 中東地域にエネルギーを依存し続ける日本 第1部 米国とイラン 高まる緊張と日本の積極外交 第1章 安倍総理の積極外交 第2章 ローハニ大統領の一九年ぶりの公式訪日 第2部 イランと米国はなぜお互いを信用できないのか 第3章 モサッデグ政権転覆クーデターからイスラム革命へ 1 何故日本の努力はうまく行かなかったのか? 2 米国の怒りの原点、米国大使館占拠・人質事件 3 モサッデグ政権の転覆ーーイランの言い分 第4章 イラン・イラク戦争から9・11へ ますます泥沼化するイランと米国の相互不信 1 イラクに加担した米国 2 奇々怪々なイラン・コントラ事件 第3部 ジェットコースターに乗ったイラン 二〇一九〜二〇二一 --続く米国との緊張、新型コロナ、新大統領の登場 第5章 イランはチェスを指し、アメリカはポーカーをする 第6章 新型コロナとの闘い、そして墓穴を掘った米国 第7章 バイデン政権と強硬派のイラン新大統領、そしてイスラエルという火種 第8章 米国とイランの狭間でーーイランと付き合うことは日本の国益か? おわりに 日本外交のチャンスと役割
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