あらすじ
『新古今和歌集』や『小倉百人一首』の選者として知られる歌人藤原定家は、果たしてどのような日常を送っていたのか。青年期から生涯にわたって綴られた日記『明月記』を詳細に読み解くことで、宮廷での公務の心労、人間関係の軋轢、家長としての重圧と苦悩、息子たちへの思い、など、生身の定家の姿を浮かび上がらせる。 序章『明月記』とは 第一章 五条京極邸 1 五条三位 2 百首歌の時代 第二章 政変の前後 1 兼実の失脚 2 女院たちの命運 3 後鳥羽院政の創始 4 定家「官途絶望」 第三章 新古今への道 1 正治初度百首 2 和歌所と寄人 3 終わりなき切継ぎ 4 水無瀬の遊興 コラム◆熊野御幸と定家 第四章 定家の姉妹 1 定家と健御前 2 俊成の死 3 俊成卿女と源通具 第五章 除目の哀歓 1 居所の変遷 2 除目の「聞書」 3 官途「無遮会(むしゃえ)」 4 「為家しすへむ」-「名謁」の効用 コラム◆日吉社と定家 第六章 定家の家族 1 定家の妻 2 定家の子供たち 第七章 「紅旗征戎非吾事」 1 八座(さんぎ)八年 2 院勘を受く 3 承久三年の定家 4 一条京極邸 5 院との訣別 第八章 庄園と知行国 1 御子左家の家産形成 2 知行国主為家 コラム◆庄園を歩く 第九章 子供たちの時代 1 光家と定修 2 因子と為家 3 為家の家族 4 為家と関東 第一〇章 嵯峨の日々 1 嵯峨中院山荘 2 小倉百人一首 系 図 基本史料・参考文献 あとがき 章扉写真説明 『明月記』年表
書籍情報
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