夜行堂奇譚 上
嗣人
2025年7月25日
KADOKAWA
ノンフィクション
3.75 (4件のレビュー)
書籍概要
帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。入院中、失った筈の右手に縋りつく女性の手の感触……。「みつけて」と結露した窓に描かれたメッセージ。千早は自分が事故に遭った日に殺されたという女性のことを思い出す。一方、県庁に勤める堅物でまじめな大野木は、急遽、特別対策室の室長を任命される。そこは行方不明者や怪異現象などの曰く付きの案件を専門とする部署で、組織でも秘密裡の部門だった。特別な対策を必要とする案件を解決するべく、大野木は紹介された霊能者、桜千早と出逢う。オカルトホラーバディここに開幕。文庫化にあたり、上下巻ともに書き下ろし収録! 目次 序 殘仇 掬魂 團死 洩呪 叫禍 支双 搖花 初日(書下ろし)
詳細情報
- ISBN
- 9784041162781
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版日
- 2025年7月25日
- カテゴリ
- ノンフィクション