福沢諭吉「学問のすすめ」 ビギナーズ 日本の思想
福沢 諭吉/佐藤 きむ/坂井 達朗
2006年2月25日
KADOKAWA
雑学・出版・ジャーナリズム
4.5 (25件のレビュー)
書籍概要
明治維新直後の人々に、諭吉が、新時代にふさわしい学問をおおいにしようと勇気付けた「学問のすすめ」全17編を読みやすい口語訳で掲載。ベストセラーとなりながら、一方で強烈な批判を受けた諭吉が憤然と筆を執った「学問のすすめの評」(現代語訳)、また諭吉の人物像を語る読み物「エピソードからみた福沢諭吉」、略年表、読書案内を加えた。目にやさしい大きな文字で、啓蒙家であり教育家の諭吉の人と思想が理解できる。 はじめに 初 編 学問をすれば、誰もが賢人になれる 二 編 才知と徳行を磨け 三 編 世界中すべての国の権義は平等 四 編 国の独立は民間事業の振興から 五 編 国民の独立心こそが文明の精神 六 編 国法は、なぜ貴いか 七 編 国民は、政府とどう対応すべきか 八 編 自分の考えで他人を束縛してはならない 九 編 未来へ文明の恩恵を遺そう 十 編 艱難に耐えて学問に励もう 十一編 「偽君子」を看破する力を養おう 十二編 談話・演説は書き言葉に勝る 見識・品行を高尚にしよう 十三編 「怨望」は不善中の不善、これ以上の悪はない 十四編 人生にも「棚卸し」が必要 「世話」をするのには「保護」と「命令」の配分が大切 十五編 信疑を見分け事物を取捨できる力を養おう 十六編 物欲を抑えて精神の独立を果たそう 「心事」と「働き」とのバランスを保とう 十七編 人望を得る道は交際を広くすることから 参 考 『福沢全集緒言』「学問のすすめ」 《解説ノート》 エピソードからみた福沢諭吉 福沢諭吉略年表 読書案内 あとがき
詳細情報
- ISBN
- 9784043073030
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版日
- 2006年2月25日
- カテゴリ
- 雑学・出版・ジャーナリズム