心の傷を癒すということ
安 克昌
2001年12月21日
KADOKAWA
科学・医学・技術
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書籍概要
イライラする子どもたち、災害マニー(躁病)、精神障害の再発と悪化、PTSD(心的外傷後ストレス障害)--災害がもたらした「心の傷」とは何か。そして本当の「心のケア」とは。阪神・淡路大震災で自らも被災し、すべて手探りから始まった精神医療活動。震災直後とその後のケア、避難所や仮設住宅をめぐる現実、救援ボランティアの役割など、心のケアに奔走した精神科医・安克昌が、被災地から発信した克明な記録。第18回サントリー学芸賞受賞作。 序/中井久夫、解説/河村直哉 第1部 震災直後の心のケア活動 一、私の被災体験 二、精神救護活動はじまる 三、直後に発症した精神障害 四、精神科ボランティアの活動 第2部 震災が残した心の傷後 一、PTSDからの回復 二、死別体験と家族 三、その後の心のケア活動 四、避難所と仮設住宅の現実 第3部 災害による〈心の傷〉と〈ケア〉を考える 一、〈心の傷〉とは? 二、〈心のケア〉とは? 三、災害と地域社会
詳細情報
- ISBN
- 9784043634019
- 出版社
- KADOKAWA
- 出版日
- 2001年12月21日
- カテゴリ
- 科学・医学・技術