あらすじ
古代中国の地理誌『山海経(せんがいきょう)』。 古代の人々が暮らす社会の周縁・世界の辺境に住まう神・獣・人が載る図鑑のような本ですが、荒唐無稽としか言いようのない生態と描写は、二千年近くにわたって読む者を魅了してきました。 日本では、江戸時代の妖怪絵師である、鳥山石燕にも大きな影響を与えています。 著者は中国古代史を専門とし、『山海経』も研究している森和(もりまさし)氏。 晋代の郭璞(かくはく、276〜324)による『山海経図讃』の原文・現代語訳、『山海経』の図300点以上、そして著者による解説を収録した、書き下ろしの文庫です。 はじめに 凡例 南山経/西山経/北山経/東山経/中山経 海外南経/海外西経/海外北経/海外東経 海内南経/海内西経/海内北経/海内東経 大荒東経/大荒西経/大荒北経 海内経 索引 【コラム】 山経の世界 海経の世界 郭璞の生涯 郭璞が見た『山海経』の図 『山海経』の図の特徴 『図讃』の妖怪たちの出自 食べることのできる妖怪たち 日本へ来た妖怪「九尾狐」 成り上がりを果たした「西王母」 忘れ去られた神々 『山海経』の日本への伝来時期 日本における『山海経』 『山海経』と『図讃』における「五岳」 異国の人々へのまなざし 漫画やアニメに生きる妖怪たち 現代社会に生きる妖怪たち
書籍情報
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