あらすじ
暑くなって体温が上がりそうになると汗をかく。小さな傷は放っておいても自然に治ってしまう。このようにして、生物のからだはつねに一定の状態を保っている。本書は、生物体のもつ自己調節機能をひとつのシステムとして捉え、ホメオステーシス(生体における恒常性維持)という概念をはじめて提唱した書である。生命体を新しい角度から捉えたこの概念は、生物学はもちろん、心理学・社会学など現代思考全般に大きな影響を与えている。 1 からだを満たしたいる液質 2 血液やリンパ液を良好な状態に保つからだの自衛機構 3 物質の供給を確保する手段としての渇きと飢え 4 血液中に含まれている水の量の恒常性 5 血液中に含まれている塩分の量の恒常性 6 血液中の糖の恒常性 7 血液中のタンパク質の恒常性 8 血液中の脂肪の恒常性 9 血液中のカルシウムの恒常性 10 充分な酸素の供給を維持すること 11 血液がつねに中性に維持されていること 12 体温の恒常性 13 生物に自然に備わる防衛手段 14 からだの構造と機能の安全性の限界 15 神経系の2つの大きな区分とその一般的な機能 16 恒常性維持に占める交感神経ー副腎系の役割 17 からだの安定性の一般的な特徴 18 生物学的恒常性と社会的恒常性
書籍情報
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