明治十年 丁丑公論・瘠我慢の説
福沢 諭吉
1985年03月
講談社
社会科学
4.0 (9件のレビュー)
書籍概要
近代日本の代表的な思想家福沢諭吉は、本書「丁丑公論」において西南戦争の賊軍の首魁であった西郷隆盛を、西郷の行動は横暴に対する抵抗であったと弁護し、明治新政府を痛烈に批判した。また「瘠我慢の説」において、明治維新の際、徳川幕府側に在って歴史的な役割を演じた勝海舟と榎本武揚の2人をとりあげ、その挙措と出所進退を批判した。福沢諭吉の思想のバックボーンをなす抵抗精神と自由独立の精神を知る上に不可欠の書。 ・明治十年丁丑公論 ・瘠我慢の説 ・旧藩情
詳細情報
- ISBN
- 9784061586758
- 出版社
- 講談社
- 出版日
- 1985年03月
- カテゴリ
- 社会科学