レトリックの記号論
Amazon楽天
共有する
¥1,078
参考価格

レトリックの記号論

佐藤 信夫
1993年11月10日
講談社
語学・学習参考書
3.0 (3件のレビュー)

書籍概要

われわれを取り囲む文化とは、巨大な記号の体系に他ならない。言語においても単語はそれぞれの意味をそなえた記号であり、それらが集まってできる文は複合的な記号となる。想像力ないし創造力を駆使して微妙な言語現象を分析・解読するレトリックの認識こそ、記号論のもっとも重要な主題なのである。言語学を越えた〈記号論としてのレトリック〉の領野を呈示した著者のレトリック研究の集大成の書。 ●1  ・認識とイメージのレトリック  ・創造性としてのレトリック感覚  ・自分だけのものでない言語  ・「らしさ」について  ・ことば  ・強調の記号論へ  ・言語と逃れ去る文学と ●2  ・記号がひらく世界  ・人物像ーーイメージのレトリック  ・非言語記号と翻訳  ・自由時間の記号性  ・金で買えるという意味 ●3  ・読む楽しみ(の記号論)  ・読むことの小冒険  ・名前について  ・手紙について  ・ことわりかた  ・落語  ・だから  ・広告と文学のことばの形  ・美文の効用あるいは無用

詳細情報

ISBN
9784061590984
出版社
講談社
出版日
1993年11月10日
カテゴリ
語学・学習参考書