おかげさまで、注文の多い笹餅屋です
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おかげさまで、注文の多い笹餅屋です

桑田 ミサオ
2018年1月17日
小学館
ノンフィクション
4.77 (13件のレビュー)

書籍概要

笹餅で人を幸せにする、津軽の現役90歳 パワフルなおばあちゃん産出県の青森から、また注目のおばあちゃん! 太宰治の生地として知られる、津軽半島の金木町に住む、90歳の笹餅名人、桑田ミサオさん。 60歳で作り始めた笹餅が評判になり、75歳で「笹餅屋」を起業。 ストーブ列車で有名な津軽鉄道で販売する姿は、何度もメディアに登場、全国から注文が届く。 1年分の笹を採り、地元の材料で作り、儲からなくていいからと安価で販売。 ずっと愛され続けている。 笹餅だけで、1年間に5万個以上を作る。 ミサオさんの、生活哲学・創意工夫・こだわりが、青森の郷土菓子・笹餅作りに凝縮される。 パワーと明るさで人を癒やすミサオさんの魅力を、津軽の風土の写真とともに紹介。 工夫の証、「笹餅」「こしあん」「赤飯」「おはぎ」のレシピも掲載しています。 聞き手は、ノンフィクション作家・島村菜津さん。 「お餅が、地元に残るお年寄りと都会に出ていった若者たちを結ぶ。被災地の若者たちと都会の若者たちを結ぶ。そして、津軽のおばあさんと日本中のいろいろな人を結ぶ。ミサオさんの笹餅は、まさにお餅の原初的な力を思い起こさせてくれる」 【編集担当からのおすすめ情報】 担当編集者、じつは津軽の出身です。 子どものころから食べた笹餅と、ミサオさんの笹餅には大きな差がありました! 青々とした笹の香り、驚くほどの伸びとなめらかさ、柔らかさ。 作る姿も、速さ、正確さ、美しさ・・・職人です。 お土産に笹餅をあげた人々が、みな驚きます。 やさしい甘さ、清らかな味、食感。 そして、このすごいお餅が、2個で150円ということ! ミサオさん本人がまた、すごいのです。 一緒に笹採りに行ってみたけれど、誰よりも早く山に分け入り、たくさん採る。 風に負けずに、さっそうと自転車に乗る。 ずっと立って作業して、座らない・・・。 ハリのある肌、よくしゃべる、冗談も言う。 全く、ほんとに90歳ですか???と、誰もが思うのです。 「こんな人に、私もなりたい!」

詳細情報

ISBN
9784093885980
出版社
小学館
出版日
2018年1月17日
カテゴリ
ノンフィクション