体育会系
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新書

体育会系

小野雄大

中央公論新社2026年1月22日

なし

あらすじ

大学をはじめ学校の運動部出身で特有の価値観・行動様式を持つ体育会系。  厳格な上下関係、規範意識の高さなどを特徴とし、爽やか、暴力的、勉学が苦手、就活に有利など様々に語られてきた。  本書はその起源から、先輩・後輩関係の分析調査、スポーツ推薦入試の軌跡と現状、就職後のキャリア形成の困難まで、彼らを多角的に描く。  近年、話題となる不祥事の歴史も追い、日本社会で500万人以上とも言われる日本独自の体育会系の実態を描く。 序 章 近代スポーツの誕生と展開 第1章 学校主体の日本スポーツ明治から現代まで 1 体術・体操から体育へーー昭和戦後までの道程  2 「生涯スポーツ」という考えーー1960年代以降  3 改革の試みと挫折  第2章「体育会系」の起源ーー対全共闘の大学運動部 1 右翼、暴力組織の代名詞へーー大学当局への協力  2 拡大する批判ーー部内事件・入試優遇・セミプロ化  3 特権喪失、日本スポーツ界の低迷へ  第3章 絶えない不祥事1962〜2025年 1 続発する事件暴行ーー不正入試・わいせつ・薬物  2 特異な先輩後輩の世界  3 対応策の模索ーー不揃いの大学当局  第4章 スポーツ推薦入試の軌跡ーー1967年以後の拡大 1 学力検査の免除ーー文部省の公認  2 筑波大の積極的導入、早大の「体育特選入試」 3 過剰な運動部強化へーー知名度アップの弊害  第5章 スポーツ推薦入試の実態ーー拡大した姿 1 243大学の内実公開に否定的な制度  2 競技実績と募集競技大学ーー当局の強い意志 3 アスレティックラシーの可能性ーー新しい実績主義  第6章 キャリア形成の難題ーー競技活動中心の功罪 1 競技引退後を見据えた悩み  2 セカンドキャリア志向ーー単一路線型の危うさ 3 スポーツ推薦入試入学者の脆さ  終 章 体育会系の現実 あとがき  参考文献  体育会系 関連年表

書籍情報

ISBN
9784121028914
出版社
中央公論新社
発売日
2026年1月22日
ジャンル
新書
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