論より詭弁
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言語学

論より詭弁

香西秀信

光文社2007年2月20日

(42)

あらすじ

著者は、論理的思考の研究と教育に、多少は関わってきた人間である。その著者が、なぜ論理的思考にこんな憎まれ口ばかりきくのかといえば、それが、論者間の人間関係を考慮の埒外において成立しているように見えるからである。あるいは(結局は同じことなのであるが)、対等の人間関係というものを前提として成り立っているように思えるからである。だが、われわれが議論するほとんどの場において、われわれと相手と人間関係は対等ではない。われわれは大抵の場合、偏った力関係の中で議論する。そうした議論においては、真空状態で純粋培養された論理的思考力は十分には機能しない。

書籍情報

ISBN
9784334033903
出版社
光文社
発売日
2007年2月20日
ジャンル
言語学
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論より詭弁 - 香西秀信 | BookTrend