怖い短歌
倉阪鬼一郎
2018年11月
幻冬舎
その他
4.0 (12件のレビュー)
書籍概要
かつて『怖い俳句』で「俳句が世界最恐の文芸形式だ」と書いた。なのに俳句より怖さで劣る『怖い短歌』を編むのかという声が聞こえる。たしかに瞬間、思わずぞくっとする感じでは俳句にかなわないかもしれないが、言葉数が多く、より構築的な短歌ならではの怖さが如実にある。総収録短歌570首(見出しの短歌136首)を、「怖ろしい風景」「向こうから来るもの」「死の影」「変容する世界」「日常に潜むもの」など9つの章で構成し、「怖さ」という見えない塔をぐるぐると逍遥(そぞろ歩き)するかのような奇想の著。
詳細情報
- ISBN
- 9784344985278
- 出版社
- 幻冬舎
- 出版日
- 2018年11月
- カテゴリ
- その他