教養としての大学受験国語
石原千秋
2000年07月
筑摩書房
語学・学習参考書
3.88 (43件のレビュー)
書籍概要
高校・大学生の学力低下が社会的に問題になっているが、憂うべきなのは知識量の低下よりも、自ら考えるための思考力の低下である。大学受験国語は、限られた条件の下での出題とはいえ、高校の「国語」よりもはるかにバラエティに富む。心ある出題者が、思考の最前線に幾分かでも触れてほしいと願っているからだ。数ある受験問題の中から良問のみを厳選した本書は、たくまずして現代思想のすぐれたアンソロジーとなった。それらを解いてゆくことで、受験生、大学生、ひいては社会人にも、思考力が身につく、明快な一冊。
詳細情報
- ISBN
- 9784480058539
- 出版社
- 筑摩書房
- 出版日
- 2000年07月
- カテゴリ
- 語学・学習参考書