あらすじ
良かれと思ってやったのに 怒られたり、嫌がられたり、失敗したことがある。 「気が利く」はほんとうに難しい。 人間関係を築くための、心理学。 できることなら「気が利く」人になってみたい。でも、どうしたら良いのかわからないし、上手いコメントのセンスもない。自分も相手も不快にならずに人間関係を築くことがこんなにも難しいなんて……。心をすり減らしてしまうまえに、心理学で問題を整理してみませんか。ネットや書籍のハウツーの一歩手前には、理論があります。私とあなたの心がどう働いたら「気が利く」になるのか。そもそも、誰のための「気が利く」なのか。生きづらい世の中をうまくやりすごすための入門書。 はじめに 第一章 心を読む 1 他者の心への関心 2 他者の心を読む方略 3 心を読むときのバイアス 4 「正しく」心を読むことについて 第二章 気持ちに配慮する 1 人間関係と配慮 2 他者への共感 3 不適切な配慮 4 なぜ不適切な配慮が生じるのか 5 配慮からみた「気が利く」とは 第三章 自己を制御する 1 自己中心的な心をどう考えるか 2 自己評価と自己高揚 3 自分の言動を制御するとは 4 他者からどう見られているか 第四章 「気が利く」と見られるためには 1 対人認知のバイアス 2 人物像はどのようにつくられるのか 3 人柄の良さ 4 良い悪い・好き嫌い 5 見られ方を考える 6 スキルという視点 第五章 スキルとしての「気が利く」 1 スキルとは 2 測定する尺度 3 「気が利く」を身につけるには 4 コツを知っておく 5 「生きる力」の一つ 終章 私の言動は誰のため? 1 気が利くことが何を意味するのか 2 気が利くことの望ましい価値について 3 気が利くことがもたらす問題 4 どう向き合っていくか あとがき──読書ガイド