あらすじ
人間とはどのような存在なのか、人間がもつとされる「心」とはいかなるものか。もし、すべては環境によって規定されるというならば、人間らしさをめぐるあらゆる探究は無に帰するだろう。そうした人間性をめぐる不毛な対立を乗り越え、それぞれの人間が生まれながらにして兼ね備えた多様性や差異を認めていくこと、そこからしかよりよい世界は生まれないはずだ──。政治、暴力、不平等、ジェンダー、子育て、芸術など多様なトピックを取り上げつつ、本書でピンカーはこう訴えかける。人間本性という永遠の謎に真っ向勝負を挑んだ快著に、「2016年版へのあとがき」を新たに訳出した決定版。 IV 汝自身を知れーー心の設計仕様書 第12章 人は世界とふれあうーー相対主義の誤謬 第13章 直観とその限界 第14章 苦しみの根源はどこにあるのか 第15章 殊勝ぶった動物ーー道徳感覚の危うさについて V 五つのホットな問題ーー人間の本性から見る 第16章 政治ーーイデオロギー的対立の背景 第17章 暴力の起源ーー「高貴な野蛮人」神話を超えて 第18章 ジェンダーーーなぜ男はレイプをするのか 第19章 子育てーー「生まれか育ちか」論争の終焉 第20章 芸術ーー再生への途をさぐる VI 種の声ーー五つの文学作品から 二〇一六年版へのあとがき/解説/原注/参考文献/人名索引
書籍情報
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