パパイラスの舟
¥1,320
ミステリー・サスペンス

パパイラスの舟

小鷹 信光

東京創元社2025年12月25日

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あらすじ

書物(パパイラス)の大海に乗り出すときに、 小鷹船長は、自分で海図を作ることをぼくたちに教えてくれた。                        --若島正 いまだ見果てぬ探偵小説の大海を、 アメリカ小説の研究者は如何に航海したか。 伝説的ミステリ・エッセイ 50年目の文庫化 いまだ見果てぬアメリカ探偵小説という大海を、小鷹信光は如何に航海したか。夫婦探偵小説のパターン分類、フランスのセリノワール叢書から発見したジム・トンプスン、エドガー短編賞受賞作研究、書誌をめぐるジョン・D・マクドナルドとファンの交流、ロス・マクドナルドとリュウ・アーチャーの歪な関係、ハードボイルドにおける “英雄” の死とはーー情熱と好奇心の赴くまま舵を切り、書物の海を縦横無尽した読書と調査の記録。日本におけるアメリカ探偵小説受容に絶大な影響を及ぼし、今なお読書の自由さを指し示すコンパスたるエッセイの名著。 1 ロードマップの羅針盤 --ミステリと私ーー 2 天国どころか大時化(しけ)だ! --夫婦探偵小説についてーー 3 センチメンタルな夜間航路 --夫婦探偵小説とクェンティンーー 4 ハードボイルド・ジャーニー --私のハードボイルド小説観ーー 5 暗黒のフランス航路 --フランスのセリノワールーー 6 船荷はメイド・インUSA --セリノワールとジム・トンプスンーー 7 バルティック海の幻想の船旅 --短篇小説のたのしみかたーー 8 船長の過去が気にかかる --アメリカのファンジンとJ・D・マクドナルドーー    インタールード1 外国作家の書誌のつくりかた 9 ロサンジェルス航海日誌 --風物誌1-- 10 船上のホット・ドッグ --風物誌2-- 11 犬を降して錨を上げて --風物誌3-- 12 空飛ぶ水先案内人 --ハードボイルド小説のプロトタイプーー 13 あなたにもかかわりのある船旅 --ロス・マクドナルドと『一瞬の敵』-- 14 実存的抒情航路 --ホレス・マッコイ論ーー 15 パラノイアックな紙魚 --ハメット・チェックリストーー 16 サンタバーバラ港へ! --ロス・マクドナルドの暗い青春ーー 17 帆走する大商船隊 --男性雑誌アーゴシーの魅力ーー 18 女は乗せない輸送船 --アーゴシーと冒険小説ーー    インタールード2 辞書を読むたのしさ 19 船頭小唄にひかされて --マイク・シェーンとブレット・ハリデイーー 20 大波・小波・三角波 --ニューヨーク生まれの五人の作家ーー 21 中古帆船暴走中! --マシスン『激突!』私見ーー 22 ぼろ船からは鼠が逃げる --ウェストレイクの身辺調査ーー 23 艦旗はためくMasthead(マストヘッド) --献辞の話1-- 24 この者、航海中飲酒を禁ず --献辞の話2-- 25 半旗を掲げたゲッタウェイ --男の意地と花道ーー 26 娘たちのための最後の航海 --新しい短篇小説の魅力ーー 「あとがき」にかえて 小鷹信光の若き日の航海、あるいは刊行五十年目の読書ガイド=小山正

書籍情報

ISBN
9784488488215
出版社
東京創元社
発売日
2025年12月25日
ジャンル
ミステリー・サスペンス
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