あらすじ
【 政策決定と経済理論をつなぐ、生きた金融政策分析を解説!】 2008年の世界金融危機後から新型コロナ・パンデミック後まで、ゼロ金利の時代から突如インフレに襲われた時代まで、中央銀行はさまざまに状況が移り変わるなかで市場といかに向き合い、どのように金融政策意思決定を行ってきたのか? FRBで12年の勤務経験を持つ著者が、当時の政策意思決定者たちの議論を振り返りつつ、政策意思決定を支える経済理論を実践的に解説する。 経済理論分析は、現実の金融政策の意思決定にどのように貢献しているのか、政策運営を支配する思想・哲学にどのようにして影響を与えてきたのかについても、金融政策分析に役立つ動学マクロ経済理論を基礎から丁寧に紹介しつつじっくり議論する。 金融政策の最前線にいた著者だからこそ書ける、理論と実践をつなぐ一冊。 序 章 理論と政策の交差点 第1章 ニューケインジアン・モデルの基礎と応用 第2章 ゼロ金利制約下の財政政策 第3章 政策金利のフォワードガイダンス (1):最適裁量政策と最適コミットメント政策 第4章 政策金利のフォワードガイダンス (2):金融政策ルール 第5章 最適コミットメント政策に対する4つの懸念 第6章 ゼロ金利制約と不確実性 第7章 2019〜2020年の戦略レビューと平均インフレ目標枠組みの導入 第8章 コロナ危機後のインフレ上昇 (1):コストプッシュ・ショック理論 第9章 コロナ危機後のインフレ上昇 (2):インフレ・バイアスの理論 終 章 金融政策理論のこれから:今後の展望と政策現場での活用に向けて 付録A ニューケインジアン・モデルの詳細 付録B ニューケインジアン・モデルの近似
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