あらすじ
男らしさ、女らしさって、なんなんだ? ポプラズッコケ文学新人賞大賞、講談社児童文学新人賞佳作を受賞した注目の作家、入魂の一作! 小柄な体格にかわいい顔。女の子みたいと言われるアキは、男らしい男になりたかった。憧れの男はたくさんいる。宮本武蔵、ブルース・リー、そして眉村。アキの親友だ。だからなんで、あんなことを眉村が言ったのか、わからなくて……。これは「自分」を知る物語。 カバー絵:志村貴子 *** 「人はさ、自分はおかしいって、変わんなきゃって、わかっててもさ。ひとりじゃ、どうしようもないときがあるから」 眉村の言葉は、内角ぎりぎりをえぐるストレートみたいに、心の深いところに刺さった。 そんなの、ぼくが一番わかってたはずなのに。 一番男らしくないのは、ぼくじゃないか。 (本文より) ***
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