「就職氷河期世代論」のウソ
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「就職氷河期世代論」のウソ

海老原 嗣生
2025年9月1日
扶桑社
その他
レビューなし

書籍概要

“見捨てられた1700万人”はそこまで悲惨ではなかったーー。 現在40〜50代となった「就職氷河期世代」(1993〜2004年卒業)を、雇用のプロが現場経験とデータで徹底検証。 既にビジネス誌や経済社会番組「PIVOT」「ReHacQ」などで氷河期世代論争を引き起こしている筆者が、炎上覚悟で世に問う。 <本書の内容の一部> 2025年夏の参議院選挙でも各党がアピールする、就職氷河期世代の支援策。だが、筆者は「現実を無視して“世代”で括ることは、政策をゆがめる」と批判する。 ・「多くが就職できず、熟年非正規があふれ、貧困で年金も少なく、国に見捨てられた…」という氷河期世代イメージは、誇張である。 ・氷河期世代の非正規(40代前半)のうち大卒男性は4%程度、大半は正社員化している。非正規の大多数=女性と非大卒こそ支援されるべきだ。 ・氷河期より下の世代も、年収は低いままである。 ・低年金者は、氷河期世代よりバブル世代のほうが多い。 ・“見捨てられた”はウソ。政府は当初から対策を打ち、令和以降も年200億円前後の氷河期世代支援予算が使われた。 ・マスコミ・政治家・官僚が、就職氷河期問題を好きなワケ。 ・どの世代にもいる、本当に困窮している人を支援するには?

詳細情報

ISBN
9784594101091
出版社
扶桑社
出版日
2025年9月1日
カテゴリ
その他