あらすじ
最前線で赤ちゃんにかかわってきた小児科医師・理学療法士が、姿勢運動発達における大切な視点を解説。 理想的な姿勢運動発達から発達障害児、脳性麻痺児、医療的対応の必要な子の姿勢運動発達までを丁寧に紹介した必携書。1985年刊行のロングセラーを現代版にリニューアルして刊行! はじめに 第1章 乳児期の姿勢運動発達の成り立ち 1 誕生と姿勢運動発達 2 新生児期から3ヶ月前までの発達 3 3ヶ月から5ヶ月の発達 4 6ヶ月から8ヶ月の発達 5 9ヶ月以降の発達 6 仰臥位と腹臥位の発達の特徴と機能的な意味 第2章 乳幼児健診 1 新生児訪問,1ヶ月健診から2〜3ヶ月頃 2 3〜4ヶ月健診から6〜7ヶ月の頃 3 8〜10ヶ月健診から歩行へ 4 1歳6ヶ月健診の頃 5 健診で気になること 第3章 保育園の赤ちゃんたち 1 近頃の赤ちゃんたち 2 反りやすさがある赤ちゃん──肩の引き込みと足の突っ張りが強いすみれちゃん 3 筋緊張が低い赤ちゃん──身体の支えが弱いかえでくん 4 左右差がある赤ちゃん──向きぐせがあるさくらちゃん 5 子どもの意欲と大人の見守り──子どもと大人との距離感 第4章 発達診断に用いられる姿勢反応と反射検査 1 姿勢反応について 2 7つの姿勢反応──手技と反応の診方 3 反射について 4 発達診断に用いる反射検査──手技と反応の診方 5 早期治療・介入のために早期診断を 第5章 ボイタによる発達診断とその意義について 1 脳性麻痺危険児の早期診断の意義 2 ボイタによる発達診断の特徴 3 診察の実際 4 症例から 5 乳児期の中枢性協調障害が意味すること 第6章 脳性麻痺 1 脳性麻痺とは 2 脳性麻痺の分類 3 脳性麻痺の原因 4 脳性麻痺児の姿勢運動発達と診断 5 脳性麻痺の各病型について──症例を通して 6 脳性麻痺の治療 第7章 発達障害(神経発達症) 1 発達障害の診断名にかかわる言葉 2 発達障害と脳性麻痺との関係 3 発達障害児の乳児期の症状 4 症例提示 5 発達障害の早期介入の必要性 6 幼児期以後の育て方 第8章 医療的対応の必要な乳幼児 1 医療的対応を必要とする乳幼児によくみられる症状の概要 2 代表的な症状の概要 3 リハビリテーションを中心とした対応 4 総合的なアプローチ 第9章 ボイタ法の治療 1 ボイタによる「姿勢運動発達」の診方 2 ボイタ法の治療──基本的な考え方 3 実際の治療について 4 ボイタ法の治療を行う際の注意事項 5 ボイタ法の治療のまとめ 第10章 こんな子に役立つ育児体操──経過観察中に育児体操を 1 理想的姿勢運動発達の構造 2 姿勢と身体機能と心の関係 3 育児体操の構造と目的 4 育児体操の種類とその目的 5 どんな赤ちゃんに,どんな育児体操がよいのか 引用・参考文献 おわりにかえて──日本でのボイタ法の夜明け