新版 よくわかる!短期療法ガイドブック
若島孔文/長谷川啓三
2018年8月1日
金剛出版
心理学
4.0 (2件のレビュー)
書籍概要
短期療法は専門家中心的解釈を優先しない,クライエント・ファーストの心理療法です。 本書で著者らは,悪循環を切る「MRIアプローチ」と良循環を拡張する「ソリューション・フォーカスド・アプローチ」の短期療法の二つの,いいところを統合した「表裏のアプローチ」を提唱しています。 自殺企図,パニック障害,気分変調性障害,摂食障害,脱毛に悩む青年や不登校,家庭内暴力など,豊富な事例を挙げ,「ミラクル・クエスチョン」や「言葉の使い方」「ユーモア」「リフレーミング」「逆説介入」「課題の提示法」など,セラピーに用いられるさまざまなコミュニケーション・テクニックを紹介し,短期療法をわかりやすく解説します。 新版では,近年の展開である,悲嘆やPTSD様反応に対する短期療法に基づく,ステップ1(ノーマライズ),ステップ2(do more & コンプリメント),ステップ3(リフレーミング & パラドックス介入)のスリー・ステップス・モデルを紹介します。 このガイドブックで,短期療法がクライエント・ファーストのやさしいセラピーであることを学んでください。 はじめに 第1章 短期療法(ブリーフセラピー)とは 第2章 短期/家族療法を理解するために 第3章 短期療法“表裏のアプローチ” 第4章 治療的会話法 第5章 介入課題の出し方・使い方 第6章 短期療法テクニックの研究 第7章 短期療法の展開 あとがき
詳細情報
- ISBN
- 9784772416344
- 出版社
- 金剛出版
- 出版日
- 2018年8月1日
- カテゴリ
- 心理学