あらすじ
動物の学習と行動のしくみがわかる。 いま動物とかかわっている人に! これから動物とかかわろうとする人に! 動物との絆はここから始まる! 動物の訓練はどうすれば有効か、なぜ有効なのか、その基本原理を動物心理学の観点からわかりやすく解説。動物訓練の歴史的背景や実践にまつわるトピックスも幅広く紹介。動物の訓練やしつけに携わる方、動物の問題行動に悩む方、ペット関連の仕事をめざす方などの必携書。 ●著者紹介 中島 定彦(なかじま さだひこ) 1965 年、高知市生まれ。関西学院大学文学部総合心理科学科教授・博士(心理学)。現在、日本動物心理学会理事長(会長)、日本心理学会理事、日本基礎心理学会理事、国際比較心理学会編集委員。日本行動分析学会学会誌元編集長、ヒトと動物の関係学会学元編集長。著書に『学習の心理ー行動のメカニズムを探るー[第2版]』(共著、サイエンス社)、『動物心理学ー心の射影と発見ー』(昭和堂)、『動物心理学への扉ー異種の「こころ」を知るー』(昭和堂)、『学習と言語の心理学』(昭和堂)など。共編著に、『行動生物学辞典』(東京化学同人)、『行動分析学事典』(丸善)など。そのほか、『最新心理学事典』(平凡社)、『鳥類学辞典』(昭和堂)などで動物学習関連項目を執筆。 第1章 生得的行動とその変容 生得的行動と習得的行動 刷り込みと社会化 生得的行動の馴化 ※1章 用語注/文献 第2章 古典的条件づけ 条件づけの獲得 時間的関係 刺激性制御 消去と制止条件づけ 条件反応の形 生物的制約 ※2章 用語注/文献 第3章 オペラント条件づけ 強化と罰の原理 強化子と罰子 罰の副作用と罰使用の原則 反応形成 消去と強化スケジュール 三項随伴性と行動連鎖 刺激性制御 条件性弁別 生物的制約 ※3章 用語注/文献 第4章 問題行動とその治療 問題行動 行動療法 恐怖症とその治療 実験神経症 学習性無力感 ※4章 用語注/文献 第5章 動物訓練の歴史 動物の調教と曲芸 行動主義的学習理論 試行錯誤学習と洞察学習 2種類の条件づけ バーナバスラット ハトによる爆弾の操縦と水難者の捜索 動物行動興業社 宇宙に飛び立つチンパンジーと品質検査するハト ※5章 文献 第6章 科学的訓練の実践 ハトのカテゴリー弁別学習 クリッカー訓練 ヒーローラット 放牧牛の音響誘導 栽培漁業のための魚訓練 味覚嫌悪学習による捕食制御 動物の福祉 ※6章 文献