学校の「男性性」を問う
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学校の「男性性」を問う

大江未知/虎岩朋加/前川直哉/教育科学研究会
2025年7月28日
旬報社
教育・福祉
レビューなし

書籍概要

学校は男女平等に見えて、実際には男性を標準とし、「良いこと、目指すべきこと」とされる基準の多くが「男性性」と結びついている。しかし教師はそれを意識することなく、当たり前に受け入れていないだろうか。学校で日々行っていることの多くが日本のジェンダー不平等の大きな原因なのかもしれない。学校の日常をジェンダーの視点から問い直す。 はじめに  序章 なぜ「男性性」を問うのか 前川直哉 1章 「指導力」という名の教員の「暴力」 ーー男性支配への合意を調達する仕組み 前川直哉(福島大学准教授)  コラム  エミールから現代まで  片岡洋子(千葉大学教授) 2章 「男性性」の“くびき”をまなざす 大江未知(大学教職養成課程教員) 3章 「自分らしさ」では届かない場所へ ──フェミニズムとともに歩む教室の実践 星野俊樹✕大江未知 4章 男子の聖域 福島はなこ(開成中学国語教諭)  コラム  田中・福島往復書簡ー闖入者たちの対話ーー 5章 男子校でこそ感情の言語化を 田中めぐみ(男子中高校社会科教諭) 6章 トラブルとしての異性装 菅野真文(北海道公立高校教諭)  コラム 私が「学校の男性性」を感じるときーーアンケート結果から 7章 フェミニズムから男性性を問うことはできるか 虎岩朋加(椙山女学園大学教授)

詳細情報

ISBN
9784845121052
出版社
旬報社
出版日
2025年7月28日
カテゴリ
教育・福祉