科学技術は日本を救うのか
北澤 宏一
2010年04月
ディスカヴァー・トゥエンティワン
その他
3.75 (14件のレビュー)
書籍概要
iPS細胞の山中教授や鉄系超伝導の細野教授など、世界をリードするスーパースターを次々と生む日本。大学はこの数年間に毎年1万件もの特許を出願するようになった。また高度な環境技術によりGDPに対する地球温暖化ガス排出量は世界最小だ。これらの有利な技術環境を利用して日本は貿易黒字を蓄積し、世界最大の対外純資産をさらに増加させつつある。だが、その中で長く続く国民の貧困感と閉塞感。日本が産業経済での復権を果たし、子どもたちが夢を語るようになるにはー。20年前に世界の高温超伝導フィーバーの火付け役となり、現在、科学技術振興のリーダーである著者が、そのための「しかけ」を提案する。
詳細情報
- ISBN
- 9784887597921
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 出版日
- 2010年04月
- カテゴリ
- その他