絵本は心のへその緒 赤ちゃんに語りかけるということ
松居直
2018年10月5日
ブックスタート
雑学・出版・ジャーナリズム
3.75 (5件のレビュー)
書籍概要
赤ちゃんは、自分の絵本を舐めたり噛んだりしてボロボロにしてしまうかもしれない。でもそのまま大切に取っておき、やがて大人になる節目のときに「心のへその緒」として手渡してやってほしいー。子どものころ、母親が大切にしまっておいた自分のへその緒を見つけ、感じ入った思い出を持つ松井直は、編集者として絵本に関わるなかで、絵本も同じような役割を果たすと考えるようになる。絵本と言葉がもたらすものを考察した発言の記録。 ◆第一章 言葉とは何か 母からもらった、生命を支える「言葉」/言葉とは「人間の気持ち」/心に深く刻まれた「子守唄」と「言葉」/絵本は「心のへその緒」/子どもの言葉は聞き覚え/遊びが五感を働かせる ◆第二章 共に居るということ 声の言葉と機械の言葉/読み手の声が心に残る/手を使って本を見る/言葉の世界を、手をつないで旅するように/絵本は子どもに読んでやるもの ◆第三章ブックスタートについて 家庭に気持ちの通じる言葉を/「お母さんの幸せ」のために力を尽くす/日本のブックスタートをつくる/さらなる本質的な広がりのために
詳細情報
- ISBN
- 9784902077087
- 出版社
- ブックスタート
- 出版日
- 2018年10月5日
- カテゴリ
- 雑学・出版・ジャーナリズム