あらすじ
これまでスポーツカーを巻頭特集に据えることが多かったCG classic。vol.12となる今回は一転「大衆のために生まれた名車たち。」をカバーストーリーに取り上げました。大戦で負った痛手から立ち直った1950年代後半から60年代初頭のヨーロッパでは、庶民のための名機が数多く生まれたからです。シトロエン2CV、ルノー・キャトル、BLミニ、VW1300、フィアット850。フランス、英国、ドイツ、そしてイタリアの、お国柄を色濃く反映させた小型車は、空冷、水冷、横置きFWD、縦置きFWD、フロントエンジン、リアエンジンと実に技術的にもバラエティに富み、個性の花を咲かせていたのです。いっぽう、日本でも「マイカーブーム」が到来。スバル1000、トヨタ・カローラ、ニッサン・サニーの3台が発売され大人気を博します。時あたかもビートルズの初来日、カラーテレビの普及、ミニスカートの上陸等、新時代の幕開けと重なります。そんな当時の世相を振り返りつつ、志高く、驚くほど独創的だった欧州車/日本車の大衆モデルに試乗しました。これに続くは、CG NEO CLASSIC vol.10「Designed by ジョルジェット・ジュジャーロ」との連動企画、カロッツエリア・ベルトーネと同ギア時代にマエストロが生み出した傑作の魅力に迫ります。冒頭を飾るのはベルトーネと契約したマツダのためにジュジャーロが腕を奮ったデザインスタディ「S8P」。豊富な写真、スケッチとともにマツダデザインのエレガンスの源流をつぶさに紹介。結果的に生産型ルーチェとして花開くそのプロセスを、当時マツダでデザイナーを務めた織田泰爾さんに語ってもらうことにも成功しました。ジュジャーロの出世作であるアルファ・ロメオ・ジュリア・スプリントGT、フィアット850スパイダー、マセラティ・ギブリ・スパイダー、いすゞ117クーペの試乗記と併せ、若き日のマエストロの実力に改めて触れてください。 編集長コラム 副編集長コラム それぞれクセはあるけれど、お好きなのをどうぞ、という時代のヨーロッパの大衆車5台。 1959 Citroën 2CV/1962 Renault 4L/1972 BL Mini 1000 Mk.III/1966 Volkswagen 1300/1965 Fiat 850 続・大衆のために生まれた名車たち[日本車篇]1966「マイカー元年」のクルマ選び 1968 Subaru 1000 Deluxe/1967 Datsun Sunny 1000 Sport/1966 Toyota Corolla 1100 Specia 1966年の自動車界と時事風俗 Cars and Fashion 1966 美しき遺産 Mazda S8P Story 顔で勝負する、2+2 GTの名作。 1970 Alfa Romeo Giulia GT 1300 Junior 可憐なロードスター 1967 Fiat 850 Spider 華やぎを映すグラントゥーリズモ 1969 Maserati Ghibli Spyder 世界でいちばん美しい日本車 1969 Isuzu 117 Coupe 今だから語れる日本グランプリ秘話 Memories of the 60’s Japanese Grand Prix あるイギリス人エンスージアストの「マイ・フェア・レディZ物語」 An Englishman’s Love Story“ My Fairlady Z” クラシックカー入門者はなにを買うべきか? Classic Car Beginner ’s Guide Vol.2 CG classic Concierge 編集後記/広告目次