ジャガイモの世界史
伊藤章治
2008年1月25日
中央公論新社
人文・思想・社会
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書籍概要
南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡のころ、スペインに渡った。その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物もない。痩せた土地でも育ち、栄養価の高いジャガイモは「貧者のパン」として歴史の転機で大きな役割を演じた。アイルランドの大飢饉、北海道開拓、ソ連崩壊まで、ジャガイモと人々をめぐるドラマ。
詳細情報
- ISBN
- 9784121019301
- 出版社
- 中央公論新社
- 出版日
- 2008年1月25日
- カテゴリ
- 人文・思想・社会