ベネズエラー溶解する民主主義、破綻する経済
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社会科学

ベネズエラー溶解する民主主義、破綻する経済

坂口 安紀

中央公論新社2021年1月8日

(6)

あらすじ

世界最大の石油埋蔵量を誇る産油国ベネズエラ。 だが、戦争や自然災害とは無関係に経済が縮小を続けている。 その間、治安は悪化、食料供給や医療制度も崩壊の危機にある。 400万人以上が陸路国外に脱出し、シリアに次ぐ難民発生国となった。 かつて二大政党制を長期間維持し「民主主義の模範」とされた同国に何が起こったのかーー。 本書は、チャベス大統領就任以降、権威主義体制に変容し、経済が破綻に向かう20年間の軌跡を描く。 プロローグ 第1章 チャベスと「ボリバル革命」 1 チャベス政権誕生と社会の二極化 2 反チャベス派の二日天下とチャベス大統領の復権 3 政権の地盤固め 4 垂れ込める暗雲 第2章 チャベスなきチャビスモ、マドゥロ政権 1 チャベスなきチャビスモ 2 制憲議会誕生と権威主義体制の確立 3 ふたりの大統領 4 実効支配をめぐる攻防 第3章 革命の主人公たち 1 チャベスの政治思想の源泉 2 チャベスの人物像 3 ニコラス・マドゥロの人物像 第4章 ボリバル革命と民主主義 1 なぜチャベス政権は誕生したのか 2 チャベス、マドゥロ両政権の特徴 3 民主主義の変質と権威主義化 第5章 国家経済の衰亡 1 チャベス、マドゥロ両政権期の経済危機 2 財政支出の際限なき拡大 3 経済活動への国家介入の拡大 4 マドゥロ政権期の経済破綻 第6章 石油大国の凋落 1 ベネズエラ石油産業の技術的特徴 2 石油政策の振り子のゆれ 3 チャベス政権による石油政策の揺れ戻し 第7章 社会開発の幻想 1 ボリバル革命の目玉、「ミシオン」 2 貧困・格差の解消と社会開発 3 治 安 第8章 国際社会のなかのチャビスモ 1 ベネズエラ外交の伝統とチャベス外交 2 チャベス政権を支える国々とそれぞれの思惑 3 マドゥロ政権のサバイバル外交 エピローグ あとがき 註記/参考文献 ベネズエラ略年表 1989〜2020年

書籍情報

ISBN
9784121101150
出版社
中央公論新社
発売日
2021年1月8日
ジャンル
社会科学
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