あらすじ
兵法書として古今東西もっとも著名な「孫子の兵法」。 戦をビジネスに置き換え、日本のビジネスマンにも人気が高い。 しかし、「孫子の兵法」はじつは戦術についてのみ述べている書ではありません。 人生の問題として、統治思想として優れた示唆を与えてくれるものなのです。 そしてそのような思想的な側面を理解するには、総合的な理解が不可欠です。 世界は再び、動乱の時代となりつつあります。 中東やロシア、中国での動き、それに日本も経済大国となって、こうした世界の動きと無関係でいるわけにはいきません。 改めて、私たち日本人において孫子の現代的理解が急がれているのです。 本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、覚えやすい【一文超訳】を掲載。 テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孫子の兵法」の理解が飛躍的に向上します。 また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。 【一文超訳の一例】 「戦争は冷静に判断、準備すべきものである」 「トップの度量(人の意見を聞き入れることができる人かどうか)が勝敗を分ける」 「長期戦に利益はない」 「敵を傷つけずに勝つのが上策である」 「君主と補佐役たる将軍は密接な関係でなければいけない」 「有名であることと有能であることは違う」 「戦うべき場所と日時がわかれば勝てる」 「軍争には正しい情報、インテリジェンスが重要となる」 「敵味方の耳目を活用して戦いを有利に運ぶ」 *本書は『全文完全対照版 孫子コンプリート』(2017年12月刊行)の新装版です。 計篇 作戦篇 謀攻篇 形篇 勢篇 虚実篇 軍争篇 九変篇 行軍篇 地形篇 九地篇 火攻篇 用間篇 解説 孫子の全体像 孫子の成立と展開 孫子と日本 孫子を実践して生きる