つながるカフェ
書籍概要
コミュニティカフェを開けば、イベントで人を集めれば、「場づくり」になるのか? 人が出会い、つながる「場」は、どのように立ち上がるのか? 著者自身が手掛け、また訪ねた豊富な事例をもとに考える、「人が成長する場」、「他者とつながる場」、「創発を生む場」としての「カフェ」を成立させるための機微と方法論。 はじめに ■1 カフェにおける“場づくり”とは? 1 失われつつある“場” 2 人が集まれば“場”はできるのか? 3 人が出会うときの機微 ■2 成長する場所としてのカフェ 1 不良中年とつながった場 ──どさんこ大将 2 僕の人生を変えた場 ──RINO’S POINT 3 社会への入口としてのカフェ ──永井宏さんのこと 4 不思議に人がつながっていく場 ──Common Bar SINGLES 5 試し打ちのための場 ──common cafe ■3 他者とつながる場としてのカフェ 1 “まちづくり”と“まちあそび”──慈憲一さんの実践 2 子どもたちでつながる場 ──r3(アールサン) 3 場の文化を育む場 ──芝の家 4 教わるのではなく、学ぶ場 ──三田の家 5 アートによる包摂の場 ──ココルーム 6 共有空間の獲得 ──小山田徹さんの取り組み 7 国籍を超えて出会う場 ──comm cafe(コムカフェ) 8 地域の問題を自分たちで解決する場 ──おしゃべりサロン 9 戻ってくることのできる場 ──淡路屋 10 ホームからアウェーへ ■4 創発が起こる場としてのカフェ 1 扇町Talkin’About(トーキン・アバウト) 2 扇町クリエイティブカレッジ(OCC!) 3 開かれた場が閉じる時 4 伝説としてのカフェ 5 場に求めるのは楽しさか、意味か? 6 博覧強記という道 7 公論形成の場としてのサロン 8 ファシリテーションの手法 9 創発のための場とは 10 いかなる個人より全員のほうが賢い おわりに
詳細情報
- ISBN
- 9784761513610
- 出版社
- 学芸出版社(京都)
- 出版日
- 2016年5月23日
- カテゴリ
- 流通